このレビューはネタバレを含みます
幼い頃行方不明となった娘が十年の時を経て突然帰ってきたが…？てお話。これ系すき。
まず時系列が入り乱れてばんばん変わる為最初は誰か誰なのやら、同じ人物でも見慣れる前に髪型が変わったり、何カ国にも渡って展開する為に1話目は半分も理解できてなかったかも。
娘と同じように行方不明になっていた別の少女、帰ってきた娘に対する接し方や違和感、全く関係なさそうな軍の話、
それから娘がいなくなってから悲しみを共有して過ごした十一年と、帰ってきたことにより上手く回らない歯車、元刑事の執念や、自分の立場を守ることに必死な人たち。
娘が帰ってこなかった方が…と考えてしまうのも無理はなく、誰もが苦しんでいる(この辺は映画"マイ ブラザー"を思い出した)。
全く関係なさそうな事件が繋がっていくのが面白かったなあ。
ストーン家は親子揃ってうんち！と思っていたので、最期は愛する娘の眼差しと夢の世界の狭間を彷徨うんだろう。肉屋の奥さんも罰を受けることになる。
一番可哀想なのは子供たちだけれど、肉屋のおじさんは何も悪くないのに…。
クリップしにきたらレビューでレンハート刑事が亡くなるネタバレを見てしまいヒエ〜となったけれど、沢山の事件と時系列、登場人物達それぞれの感情がきちんとあって、よきドラマだった。
