東西冷戦中の1983年のドイツを舞台に、東から西にスパイとして潜入させられる青年を描いた全8話のドラマシリーズ。
キャストはドイツ人で揃えてるけど製作者はアメリカ人(名前的にドイツ系)で、テレビ放映もアメリカが先だったらしい。
シリアスな内容の割に、当時のポップな楽曲使いとか、主人公のおっとりめの性格のおかげで重さは全然ない。
かと言ってコメディではなく、テンポも良いのか悪いのか微妙なところ。
自分はまだ生まれてないから、日本はバブルでパリピ三昧だったと聞くこの時代がどの程度の緊迫感だったのか想像がつかない。
「大衆が無関心でいることを、西では自由と呼ぶ。」
って始めの方に出てきた言葉が心に残る。
「アラームフォーコブラ」のゼミルの奥さんが母親役で出てるね。
続編86年、89年はまだ日本語字幕版がなくて残念。
壁崩壊まで見ないと意味ないやん。