サラリーマン岡崎

腐女子、うっかりゲイに告る。のサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

4.8
LGBTのマイノリティさを主張してダイバーシティを促す多くのLGBT映画とは異なり、
同性愛者の男性がどの様な気持ちを抱いているかを追求して表現していたのが新しいし、素晴らしい。

別に男性が好きなことに自分自身が肯定的ではなく、
子供も欲しいし、家庭も欲しいし、誰よりも女性のことを好きになりたいのは本人自身という究極の悩みと、
それに対して、他人を巻き込んでしまう卑怯さと弱さ。
これが本当の姿だし、そういう人の根底を知ること自体が
ダイバーシティだと思う。