経営において企業チームはなかなか掴み所が難しい存在ですね。企業によって抱える競技が違うのは、元々は経営者の好みでそれが継続しているからでしょうか？
企業スポーツの存在意義は、表向きには企業広告ですが、理不尽で騙し合いのビジネス現場において、せめてフェアプレイしている(ここでは)ラグビー部を近くに置いて心の拠り所にしたい…そんな所にもあるのかもしれません。
大泉洋はトキワ自動車の半沢直樹みたいで、彼の熱さは嫌味がなくて心地よいです。職場と家庭のギャップも半沢直樹と似てます。ただ妻の松たか子がキャストの中で一番怖い！びくびくしながら妻を扱える大泉洋は、ある意味凄いです。
ストーリーも池井戸潤らしく見事、終始引き込まれて泣けました。流される大衆は野球やサッカーを選びがちですが、食わず嫌いなだけで意外にラグビーは面白いかもしれませんね。栃煌山や栃ノ心も出演、相撲も面白いですよ。
