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傲慢と偏見のwhochanmisakiのレビュー・感想・評価

傲慢と偏見(2014年製作のドラマ)
1.9
5月8日視聴開始、全21話。
「金よ出てこいでコンコン」でパク・ソジュンと結婚して赤ちゃんを産んだモンヒョン役のペク・ジニがあまりに可愛くて聡明で、彼女目当てで視聴。チェ・ジニョクも先日「皇后の品格」で呆気ない爆死を見届けたところ。

うーん、韓国の刑事ドラマ(正確には検察ドラマ?)ってこういう構成・演出なのか、それともこのドラマだけなのかわからないけど、今まで見て来た韓国ドラマと異なるテイスト。日本の刑事ドラマみたい、わるい意味で。わざわざ韓ドラで見なくてもいいかなと迷いつつ見ている。以上は3話までの感想。スコア2.5
4話でやっと面白くなった。終盤、鳥肌、思わず声が出た場面も。スコア挽回3.5。

ムンヒマン部長検事が内野聖陽みたい、見た目だけでなくて声や喋り方まで。癖がありすぎて馴れられるかどうか微妙。
ペク・ジニは好きなので許せるけど、ファンでない人にはキツイ演技かも。脚の細さにびっくり、尻まで小さいのは心配。
むしろチョン・ヘソンのほうが魅力的でスタイル抜群で気になり出した。キム課長とソ理事のときの潜入捜査官でも楽しませてくれた女優さんだ。
チョン・ヘソンとコンビのチェ・ウシクも好い。"お婿さん"が登場するだけで場面をほっこりさせてくれる。お互いの二股騒動には爆笑。
ペク・ジニの母親が友近に見えるときがある。
ペク・ジニの少女時代の子役が好演、ペク・ジニより良いかも。

5話、6話とぐいぐい引き込まれてきた。スコアさらにアップ3.8。一話完結ではなくて、事件や犯人がいろいろ絡んでいるみたいで楽しみ。序盤で感じた批判は撤回します。
ムンヒマン部長の独特の演技や性格がクセになってきた。好きになったかも。
7話から登場した先輩検事チェ・グァングク、えっ?!「福寿草」であまりに可哀想でわたしを大泣きさせた好漢ガンウクさんではないか!再会が嬉しくてたまらん。
15話でSKYキャッスルのクソ生意気なカン・イェソが出てきてびっくり。今回もしっかりイライラさせてくれた。

1999年の事故と事件と現在とが複雑に関わって面白いはずなのに、謎を引っ張りすぎて、手がかりを小出しにしすぎているのと後出しジャンケンみたいなのがいくつもあって、ハラハラわくわくよりも堂々巡りでイライラしてくる。仰々しい音楽や意味ありげな部長たちのポーズも虚仮威しに感じてきた。そもそもそんな理由であんなことまではせんやろう。後半は見続けるのにかなり忍耐を要する。スコアを下げた2.5。

ソン・アルム役のクァク・ジミンさん、初めて見るけど顔が桐谷美玲そっくりで印象的、身体はむちむちもちもちでとても気になる女優さん。

5月13日視聴完了。
終盤19話がハードボイルドで、やっと興奮させてくれたと喜んでいたらすぐに尻すぼみ、最終21話もせっかくの法廷なのに2時間サスペンスレベル。それまでの長い長い巨悪との戦いの集約がコレ?最後までスカッと出来ず、カタルシス無し。竜頭蛇尾にも程がある、大山鳴動して鼠一匹。結末も映画ならまだ許せる(ex.「金環蝕」1975年)けど、2014年につくられて20時間もつきあわせてコレ?
ペク・ジニは終盤佳境に入ってもポカンとした女子中学生のまんまで、演技がワンパタンで飽きた。女優よりもファッションモデルのほうが向いてる。もう彼女のドラマは追いかけない。
大好きな「ガンウクさん」にはこんな役をやらせるし。
トドメはチェ・ジニョクがラストで中居くんに変身しとるし。
辛抱しながら完走した20時間あまりをどうしてくれるんだ!?!
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