「最低の奴になってやりたい放題やって
それが限界超えたら自殺する
一種の超能力(スーパーパワー)だ」
妻を亡くしたトニー。
自殺しようとして、愛犬に救われる。
リッキー・ジャーヴェイス主演、監督、脚本、製作総指揮。
トニーと「一緒に」過去の妻の幸せそうな映像を見ると心が痛む。
なぜなら、それは「過去」だから。
それでも見ずにはいられない。
「でも私は彼を想って生きる
彼が残されるよりいい
それが私の愛」
『ダウントン・アビー』のイザベル・クローリー役の、ペネロープ・ウィルトンが良い味を出している。
「みんな色々あるけど
なんとか生き抜こうとしてるだけ」
クスッと笑って、少し泣いて、あたたかな柔らかい気持ちになれる。
「辛い日もあるが生きてると
こういう小さな奇跡が時々起きる」