前から観たかったHBOドラマをGWに観ることができて幸せ。贅沢な時間の使い方〜
最新のシーズン4: Night Countryは、ジョディ・フォスター主演ということで、実はそちらを先に観て、傑作と言われるシーズン1に遡った次第。そしたら、シーズン4が悪いわけではないが、その記憶が霞むほど良かった。
見応えが半端ない。そしてマシュー・マコノヒーの凄さに驚く。文字通り、最初から最後までドラマと観客を引っ張っていってくれる。彼がラスト・コール本人にしか見えない。
魂を削るようなストイックな捜査の背景にある真実、その先にある人間としての成長やカタルシスに信じられないほど心を揺さぶられた。孤独は友だが一人で成し遂げられることには限界がある。ウディ・ハレルソンとの会話が険悪でも、張り詰めていても、噛み合っていなくても、どこか紙一重で笑えるのも楽しい。
とにかく、マシュー・マコノヒーが登場人物の内面を脚本以上に掘り下げて体現し、それが作品に作品以上の付加価値を与えていると思う。
※ディア・ハンターのロバート・デ・ニーロの演技に抱いた感覚を思い出した