ゆうめし

TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ <セカンド・シーズン>のゆうめしのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

Blu-rayで。

市政管理官のキャスパーが殺される事件から始まる群像劇。

とにかく登場人物が多い。
ちゃんとみてないと誰が誰だかわからなくなる。しかし、わからないままでも「開発土地を巡っての政治家と警察官の汚職事件」が本筋なのでそれがわかったら大体平気。

キャスパーを殺した犯人は土地開発を巡っての争いから起こったことだと思ったら、途中からブルーダイヤ捜索話が出てきて「なんで急にダイヤ?
」って戸惑ったけど、昔それをキャスパーが宝石強盗して店主と奥さんを殺した過去があってったエピソード。そしてその宝石店には子供がいた。その兄と妹が成長して偶然妹がキャスパーと出会い、彼が犯人と知り、兄がキャスパーを殺したって展開だった。土地開発関係なかった。

裏稼業から手を引くため土地開発の計画をしていたフランク。
キャスパーに全財産を奪われ結局裏稼業に舞い戻る有様。
最期はメキシコ人マフィアに拉致られ荒野で死亡。辛い。

息子の親権争いに疲れてるレイ。
息子は奥さんがレイプされた時の子と思ったが、結局DNA鑑定で自分が父親だった。でもレイがそれを知ることはなかった。彼は最期、汚職警官たちに射殺されたのだから。辛い。

自分がゲイと受け入れられないポール。
キャスパーの死体を見つけたことから捜査に加わる白バイ隊員。
イラク戦争に行った過去を持つ。
最期、ゲイ写真で脅され汚職警官に射殺される。辛い。

父親がスピリチュアル系教祖みたいで幼い頃虐待された過去(はっきり虐待とは言ってなかったが林に連れてかれる昔話はきっとそういうことなんでしょ?)があるアニー。
彼女は唯一生き残る。レイの子を産み、これから汚職まみれの連中に反撃する素振りをみせて終わる。

メインの男性陣はみな殺される結末。辛い。

フランクもレイもアニーもポールもみんな終始疲れ切ってる感じがよかったですね。疲れてる刑事っていいですよね。ヨレヨレで酒とたばこしか口にしないあの感じ。たまらん。
ゆうめし

ゆうめし