たき

TUNAガールのたきのレビュー・感想・評価

TUNAガール(2019年製作のドラマ)
4.0
「TUNAガール」を観る。

久しぶりの連勤だし、ちと明っ軽いモノでもさくっと観てとっとと寝るかなあと気軽に再生したところ供給した芋焼酎ぜんぶ眼球から持ってかれた定期。
こういうお仕事ドラマ大好物です。

養殖マグロって、ことあるごとにすぐ死んじゃうんだそうな。
浮き上がっては死に、沈んでは死に、ぶつかっては死に、共食いしちゃっては死んで、生存率は驚異の5%。

マグロに限らず生きてくって、そんなもんかなあ、とぼんやりと思ったり。
失敗して傷つき、いろんなものに自分を殺され、へこんで、失敗したくなくてするわけにはいかなくて、他人にも自分にも厳しくなって、そんな自分が大嫌いになって。
だけどそれでも、その名のごとく突進して突き進む。
そういうものに、私はなりたい(賢治)

小芝風花がかわいい。
最初はお決まりの意識低い系のライトスタッフな学生さんだったので、もうヒヤヒヤしてたんですが、
で、やっぱお約束の失敗をしちゃうわけなんですが、まわりがやさしい。
とはいえ納得できないわけではなく、そこまで空気読んでないわけではなく、考えた末の一生懸命なので、むしろ周りが やさしいことにめちゃくちゃ説得力がある。
みんなやさしくて、みんなかわいくて、みんないい。
ラストのいきなり突撃ラブハートもかわいかったなあ。

おかげで明日からも仕事をがんばれそうです。
たき

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