ジョーチェン好きで独孤皇后は観たが、独孤迦羅は初。
曼陀の極悪だこと。独孤皇后の曼陀がまだ可愛く見えてしまう。
独孤3姉妹の上2人が陰謀たっぷりだから迦羅の姿と心が美しく描かれている。
宇文邕が格好いい。こちらの邕は、皇帝としての任を担いながらも最後まで伽羅の為に自分の想いを死の間際まで守り通した人。こんな男は探しても居ないだろう。
楊堅は自分の気持ちに正直ながらも内に秘めて伽羅を慈しんだが、史実によると晩年は弾けて好色放題で伽羅の死の2年後に亡くなったらしい。
楊堅との出会い方も違うし、晩年の楊堅の愛の強さもこちらの方が感じられて良いが、私はこちらの邕の性格と愛し方の方が好きである。
迦羅は、楊堅と結婚するも宇文邕一筋で、仮面姿の邕が楊堅の身代わり新郎として結婚式をするシーンも、彼が亡くなるシーンも2人の絆が感じられて泣かせられる。
だからといって楊堅に愛が無い訳ではない。楊堅も愛しているが、やはり邕とは違う絆だろう。
こちらの作品が人気なのも分かる。
