ルリー

太平記のルリーのレビュー・感想・評価

太平記(1991年製作のドラマ)
5.0
2024年2月27日 ハリウッドからSHOGUNが真田広之主演で配信されるので、その前に1991年の真田広之演ずる将軍(こちらは足利尊氏)をなんとしてもと、一気に見ました
当時30歳の真田広之は、殺陣はもちろん 小さな所作まで完成され尽くして あげればキリがないのですが、特に流鏑馬!スピードが速い!恐ろしい体幹!それがワンシーン流れるだけで勿体なすぎる💦
佐々木判官役の陣内孝則は ばさら大名(翔んでる?)、北条高時役の片岡鶴太郎の怪演、何かあれば尊氏の懐刀 右馬介の大地康雄が姿形を変え東奔西走、そしてなんといっても楠木正成役の武田鉄矢がいい!
この時代だけ難しくて、ごちゃごちゃして いったい誰と誰が敵で味方なのか訳わからなかったのですが、このドラマでやっとわかって日本の歴史がつながりました。
尊氏が蒔いた種が、その後 金閣銀閣に見られる北山文化 東山文化を作り、大きく花開きますが、ドラマの最後の方で 後の観阿弥がチラッと出てくるんですよね。全編通して 見る側にいろんな伏線を敷いてくれて楽しませてくれました
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