上海十月

太平記の上海十月のレビュー・感想・評価

太平記(1991年製作のドラマ)
3.5
映画ドラマにするには、外野がうるさすぎて調整するのに苦労する南北朝時代。それが最初からわかるのに作った大河ドラマ。詳しい内容は、春日太一著「大河ドラマの黄金時代」に詳しい。黄金時代の最後が本作だ。昨年から毎週再放送見てたんだが前半の北条一族滅亡までがピークだった。とにかく片岡鶴太郎が役者に移行する完全なきっかけだった。でも金子信雄だけどね。足利尊氏は、実際かなりいい人すぎたらしい。真田広之がアクションスターなのに人が良すぎて悩みまくるキャラを陰々滅々と1年やったので本人嫌だったかもしれない。後半は、内外に敵が入り乱れ敵が多すぎてバタバタして終了。その後の室町幕府は、結構あっち行ったりこっち行ったりして戦国時代へ。
上海十月

上海十月