あかっか

べしゃり暮らしのあかっかのレビュー・感想・評価

べしゃり暮らし(2019年製作のドラマ)
3.8
笑いという毒。
万雷の拍手という麻薬。
板の上の魔物の正体。

原作未読ですが、お笑いというテーマと原作漫画を描かれている森田まさのりさんが自身も実際にコンビを組んでM-1の予選に出場したという事実から興味を惹かれて一気観しました。

もっとハウツーものっぽいのかと思っていたのですが、予想外に重くてシンドイ話でした。特に先輩であるデジタル金魚の話は『こうならなければいいなぁ』という悪い予想が当たってしまい、泣くというよりシンドイなぁ〜となってしまいました。

役者陣は本当にみんな良くて、最初から最後まで物凄いテンションで駆け抜けています。ただ主役の二人の高校生役はちょっと無理があったかな?笑

舞台に立ち、万雷の拍手に包まれる高揚感は味わった者にとって麻薬のようなもの。相方と作り出す世界に酔いしれる瞬間は恐らくお笑い芸人にしか経験できないものなんだろうなぁ。
あかっか

あかっか