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TWO WEEKSのmaroのレビュー・感想・評価

TWO WEEKS(2019年製作のドラマ)
3.5
今期、一番ラストがホッとしたドラマ。

三浦春馬が無実の罪を着せられるものの、娘への骨髄移植のドナーとなっているため、捕まったら娘を助けられない。
なので、とにかく警察や高嶋政伸率いる悪いやつらから2週間逃げ切るという逃亡劇でした。

人目につかぬよう細心の注意を払いながらも、命がけで少しずつ娘への元へと近づこうとする姿は、父性愛の強さたるゆえんだなと!
『14歳の母』に出ていた少年も、今や父ですよ、父。
ちょっと感慨深かった(笑)

そして、このドラマは三浦春馬が逃げ惑うだけじゃないんだよね。
人間関係がかなり複雑に絡み合っているのもポイント。

娘の実の父は彼なんだけど、妻の比嘉愛未は三浦貴大との再婚も考えていて、その三浦貴大は刑事として三浦春馬を追っているっていう。

また、三浦春馬の無実の罪を晴らそうとする検察官の芳根京子の存在も見逃せない。

彼女は過去に父親が殺されていて、その犯人が高嶋政伸。
さらに、彼がまたとんでもない人物と裏で繋がっていて、「そこかー!そこなのかー!」と。
毎回びっくりするような展開が多かったのが印象的でした。

そんな緊張感しかない話だったからこそ、ラストですべてが終わったとき、とにかくホッとしたよね。
子役の子が演技もうまいしかわいいしで、唯一の癒しでした。

とはいえ、もっとドラマチックな感じにできそうな設定ではあるんだよね。
元は韓国ドラマらしいけど、オリジナルの方が面白そうな気がしてる(笑)
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