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三国志 Three Kingdomsのこぼちゃんのレビュー・感想・評価

三国志 Three Kingdoms(2010年製作のドラマ)
5.0
総製作費25億円、製作期間6年、延べ15万人のエキストラとロード・オブ・ザ・リングの特殊効果チームと共に、赤壁の戦いや官渡の戦いなど、歴史的大戦を脅威の映像で伝える。天下を収めるには、大きな度量、信義、人心を掴むことが大事と説く三国志。原作 羅貫中、脚本 朱蘇進ほか、監督 高希希。全95話。

<魏>
曹操(そう そう)
字は孟徳(もうとく)、本作では従来の悪漢ではなく、多方面に優れた合理主義精神に富み、感情豊かで人間味溢れる描写も多い。軍師は、司馬懿、表向き平身低頭するも、最終的に三国を統一する司馬氏の礎を築く。

<蜀>
劉備(りゅう び)
字は玄徳(げんとく)。漢室の末裔であり、漢の中興を目指す。蜀/劉備陣営の主人公。剣術の達人であり、仁義を尊重するが、悩む時も。軍師は、諸葛亮明。関羽、張飛とは兄弟。

<呉>
孫権(そん けん)
字は仲謀(ちゅうぼう)、父と兄の意志を継ぎ、呉の君主となる。聡明であるが冷淡さも伺わせる人物であり、周瑜と呂蒙を重用しつつも独断の多い彼らを危険視する。

男子なら一度は学ぶべき、三国志、項羽と劉邦、水滸伝。男気やリーダーシップはどうあるべきかを学べる。知力、財力、武力、裏切りや温情、軍活割拠の中、誰がどう戦い、友や仲間の結びつき、女性をどう愛したか。
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