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仮面ライダーのjjのレビュー・感想・評価

仮面ライダー(1971年製作のドラマ)
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シナリオが適当すぎて気楽に見れるのが良い。どうせ分からないから。
設定が急に追加されたり無くなったり何の説明も無く主要人物が増えたり減ったりする。急な山本リンダ。
バイクブームを先取りしてたのが魅力だったのかもしれない。

少年仮面ライダー隊みたいなのが途中から加わるけどいつも敵に操られて足引っ張っててウケる。
戦闘中のピンチがうやむやになって勝利(敵の攻撃で目が見えない→勘でキックしたら倒せた!)みたいなのが結構頻繁にあり、カタルシスが1ミリも無くて凄い。
ラスボスがあっけないのはヒーロー物あるあるだけど、ショッカー首領が頭ゆさゆさしただけで死んだのは凄すぎた。もうスタッフ全員限界だったのかもしれない。
滝はほぼ毎回出てたけどキャラが立ってなくて最後まで何の感情も持てなかった。

多分庵野秀明はこの作品にそこまで思い入れが無い。設定、デザイン、演出に庵野作品に通じる要素をほとんど見出せなかった。
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