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仮面ライダーV3のttのネタバレレビュー・内容・結末

仮面ライダーV3(1973年製作のドラマ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

9話
もうデストロン公然とレーサーたちを誘拐するとか、もはや隠す気ないじゃん、昭和ライダーにありがちなツッコミかもしれんが、風見志郎を狙う為とはいえ、なりふり構わず過ぎない?。

10話
あの地獄のレーサー部隊が襲撃した核物質の件は何処に……?。あとジャッカー電撃隊といい核物質が悪の組織に狙われるの当時のトレンドだったの?。

11話
なんかV3ってクリフハンガーで終わる話が多いというか、V3ピンチどうするV3みたいなノリで終わる話多いね。

12話
凄い詰め込み展開でダイナミズムな面白さがある回だった。

ドルトルゲー登場回見たけど凄いな。風見志郎にV3に変身出来ない時間というペナルティを提示しつつ、変身しなければ死ぬというタイミングでそれが解除され変身して怪人と戦うというカタルシス。
話には何の深みも無いが、物語のダイナミズムが凄い。

23話
 例え敵怪人がデストロンによって改造された無辜の人でも、現に怪人としてデストロンの尖兵として働いている以上、その妹が兄の行方を探していても、最早救うことは出来ないから、
倒すしかないというのは、昭和ライダー(ヒーロー)のジレンマよなぁ。昭和ライダー(ヒーロー)の限界を感じた話としてよく出来ていて秀逸だった。
昭和ライダーで(といっても初代とV3しか見てないけど)こういう話は珍しい気がする。

28話
 いくらなんでもケレン味ありすぎるだろこの話。V3が捕まったり脱出したりを2回繰り返してるぞこの話。

32話
 なんか如何にも子供向けだから出しましたというムーヴをかますな少年ライダー隊。こういう子供騙しというか、
如何にも子供向けみたいな要素は当の子供自身が嫌がるという話を聞いたことがあるが、実際どうっだったんだろ?。

33話
 もうこの時点で本郷(一号)のパブリックイメージが確立していることに驚いた。そのイメージを50年以上保ち続けた藤岡弘さん凄いよね。

36話
 久々に見たV3かなーり面白かった。やっぱ昭和ライダーって他の昭和特撮にはない外連味があるわ。

42話
デストロンというかショッカーとか昭和ライダーの悪の組織はやることが平成ライダーの悪者よりえげつない。今回のカタツムリの話とか。
それはそうと立花藤兵衛の「人間が自分の意思通りに動けなくなったらそれこそ大変だ」こういう台詞がさりげなく出てくるのが昭和ライダーの良さ。

総じて
宮内洋演ずる風見志郎(仮面ライダーV3)がとにかくかっこよい。そしてケレン味のある脚本。昭和ライダーの良さがこれでもかと詰まった一作。
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