あおいことり

仮面ライダーBLACKのあおいことりのレビュー・感想・評価

仮面ライダーBLACK(1987年製作のドラマ)
4.0
持ち点0.5±
★監督 0.5
★演者 0.5
★演技 0.5
★音楽 0.5
★脚本 0.25
★美術 0.5
★評価 0.5
★特筆 0.25

青春時代に好きだった為、スコア高めです。BLACKの造形がスマートで黒いボディに首周り・手首・足首にある赤と黄のラインが効いてるのと、過去のライダーより関節の可動域も増えて、そこを筋肉組織に見立てているのも良かった。胸部と胴回りのパーツが離れておりスリムに見え、自由に動くのは魅力。スーツ全体も変な固い皺がよってなくて自然な皺だけなのでビシッとしてる。主役の倉田さんが周囲の女子に人気があった。私はそうでもなかったけれど。バトルホッパーがオフロードバイク仕様でジャングラーみたいにフロントにライダー頭部を模している。最初はデザインどうなん?と思ったけど、生命体としてBLACKを助けたり、自己再生するところが愛らしい。戦闘員が出てこないのも、ちょい大人向けな感じ。敵側の三神官や怪人もリアル寄り。特撮も当時としては力が入っている。時々チープな作りも混ざるけど、撮影技術は高いと思う、火薬が多いのも迫力がある。全体的に暗いトーンも仮面ライダーっぽい。作中のOSTはかなり良い。OP・ED曲は阿木燿子 /宇崎竜童でOP曲での倉田てつお氏の歌唱力はともかく、格好良い出来映え。とくにEDが渋い。ただシャドウムーンがなかなか出てこなくて焦れた。シャドウムーン登場後は苦しく切ない。
あおいことり

あおいことり