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エリザベス1世 〜愛と陰謀の王宮〜のAdeleのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

完全にエディ・レッドメイン目的で観たんだけど、観ていくうちにだんだんと気が進まなくなってきたため途中でギブアップ…

主演のヘレン・ミランやジェレミー・アイアンズ両者の演技合戦は素晴らしく、2人の相性も良かったと思う
しかし、簡単に言ってしまうと、衣装だけが当時の物を着ているだけで、作品自体の雰囲気が現代風で当時の感じが全くしないのだ
年代物の作品だけれど、ツメが甘いというか全然当時の感じがしない作品ってたまにありませんか?わたしにとって、本作がそんな感じです

また、エリザベス1世というと生涯独身で有名ですが、今作では政治的な内容よりもエリザベスやレスターの恋愛事情が少ししつこく描かれているように感じた
レスターもエリザベスにあれだけ求愛しておいて、フランスと結婚するなと言いながら、自分はこっそり結婚&子供を授かるなんて、身勝手過ぎて好きになれなかった

また、こんなこと書くと、怒られるかもしれまさんが、主演のヘレン・ミランは年齢的に少しミスキャストのような…
いや、今作の彼女は本当に素晴らしい演技だし、風格も佇まいもエリザベス1世そのもの
しかし、当時、アンジュー公との縁談が勧められていた頃のエリザベス1世は46歳
ヘレン・ミランも若いとはいえ、ちょっといきすぎなのでは?と思ってしまった…
素晴らしい演技を披露してくれているし、キャスティングに年齢は関係ないとは思うのですが、なんとなく気になってしまった…
気を悪くした方やヘレン・ミランのファンの方、本当にごめんなさいね!!!!!

いくら数々の賞を受賞して作品に大物や演技派が出演しているドラマでも自分には少し合わなかったようです
よく考えると、監督はトム・フーパー
彼の作品は良作だし、高く評価されているけれど、個人的には合わないものも多く、監督名が発覚した時はなるほどな、と妙に納得してしまいました
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