LeiaK

アスダル年代記のLeiaKのレビュー・感想・評価

アスダル年代記(2019年製作のドラマ)
4.0
ソン・ジュンギが一人二役で主演を務める壮大なファンタジー×歴史系ドラマ。
ゲームオブスロンズみがかなり強くて、物語の進め方や展開に似ているものを感じる。つまりGOT系の作風が好きな人は楽しめる。

絶滅したネアンタル族と、ネアンタルを滅ぼしたセニョク族との間に生まれた混血児ウンソム(ソン・ジュンギ)と、セニョク族の若き軍総司令官タゴン(チャン・ドンゴン)の熾烈な戦い、というのが大枠のストーリー。

奴隷として連れ去られた幼馴染を助けるためアスダル国に来たことを機に、謎だった出生の秘密を知っていき、託された使命を見つけていくウンソムの成長というのがドラマ前半戦の見どころ。
ただ、シーズン1の後半になってようやく主人公ウンソムのストーリーが動き出すのだけど、それまではタゴンとタニャ(ヒロイン)のストーリーに焦点が向いてて、「いいから早く主人公出せよ!」みたいな気持ちになるかも…笑

複雑な人間関係と種族の対立関係、シャーマンの能力や古の習わしなんかがストーリー展開にも絡んできて、アスダルの世界観を理解できてないと意味不明!って感じるシーンが多いのだけど。
徐々に話がひとつに繋がって面白くなっていくので期待しながら観ている。

敵対キャラがチャンドンゴンってところが凄くイイ。もちろん見る側は主人公に感情移入するけど、敵側に名俳優を置くとドラマの重みが増すよね。
あと、ヒロイン2人がすっごく可愛い。それも整形サイボーグじゃないし、量産型じゃない美貌がすごく好き!

今秋にシーズン2がクランクインするみたいなので今から続きが楽しみ。
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