宮沢賢治の生涯(家出からトシの死まで)を描いている作品。原作は全2巻で賢治の晩年までを描いているそう。
史実に基づくフィクションということで、確かに盛ってるな〜という印象が強かったのですが、概ね賢治という人物が、どのような人生訓でどんなふうに生きてきたかはイメージを掴みやすかったです。
4・5話は涙がこぼれました。幼少期から周りから理解されづらい感性を持っていた兄と、それを唯一理解しようとしてくれていた病気がちの妹。お互いの存在が支えとなって生きてきたんだろうなとは、容易に想像がつきます。
わたしもまっすぐに進んでいきたい、そう思えるドラマでした。