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教場のmaroのレビュー・感想・評価

教場(2020年製作のドラマ)
4.0
警察学校が舞台だったけど、学園モノ感ゼロで、ひたすらキムタクが生徒たちの本性を暴いていくという推理モノのドラマ感があって面白かった。
ちなみに、警察学校って分類上は職業訓練校のため、いわゆる“学校”とは違うらしいけど。

昔、脚本の君塚良一さんのインタビュー見たとき、「定番をすべて外す」と言っていたことを思い出した。
『踊る大捜査線』のときも、それまでの刑事モノにあった要素をすべて外してあのドラマを書いたとのことで、今回も学園モノの定番をひたすら排除していたように感じられた(ベタな恋愛や友情、スクールカーストなど)。

最後の都築耀太(味方良介)が本音を漏らすシーンは涙出たわ。
あそこまで人の本音を引っ張り出す教官もすごいし、ああいう人が身近にいてくれるとありがたいなと最近よく思う。

あと、ドラマの内容以上に、警察学校ってああいうことするんだっていう興味の方が強かった(笑)
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