好きと言っていいでしょう

高校教師の好きと言っていいでしょうのレビュー・感想・評価

高校教師(1993年製作のドラマ)
3.8
先生と生徒の淡い恋の話だと思ってたら、全く違いました。野島伸司はそんな甘くないですね。

生徒側はグイグイきますが、先生側は徐々にという感じです。人にバレるまでは楽しく見てられますが、バレた後はただただ地獄の連続でした。お父さんがガラスを割りながら娘に会いにくるシーンは、もう完全にホラーの域でした。

この学校も実際にあったらかなりヤバめな学校だと思います。先生が生徒をレイプしたり、喧嘩で塩酸を投げたり、先生が一晩中倉庫に閉じ込められたりと、絶対に通いたくない学校でした。もちろん女子校なので通えないですが…。

真田広之の鼻が高すぎてびっくりしました。ホントに男前で、こんな先生がいてたらモテていたでしょう。赤井英和のパンチは絶対に痛いと思います。ドラマと関係ないですが、元ボクサーですからね。

ラストはかなり意味深な終わり方で、色々な考え方ができますね。