戦火が忍び寄るカーニバルロウでそれを何とか防ごうとする主人公だったが……という作品でした。
完全にシーズン2ありきの終わり方で消化不良だったシーズン１ですが、今回はそれを回収すべく色々な謎等を解き明かしていく感じです。
あの貴族娘と亜人カップルがようやく本筋と合流してきたりするのは良かったのですが、
ちょっと自分的には全体的に盛り上がりに欠けていた様な感じがしています。
まず主人公とヒロインが終始不思議な距離感で、ヒロインはツンデレを通り越して達観してしまっている感じがしました。
主人公は全ての困難を受け入れている様ないで立ちで、孤立無援な苦行僧の様な印象です。
周囲に仲間がいるはずなのに、ジョンウィックばりの孤立無援に思えてしまうのです。
そういう作品だからと言われればそこまでなのですが、なんか全体的に暗く、ずっとどんよりしています。
ちょっとポップな人もいるのですが、出番が稀です。
もうちょっと主人公の仲間というか、周囲の人達との一体感みたいなものがあればもっと面白かったような気がしています。
