つい

カーニバル・ロウ シーズン1のついのレビュー・感想・評価

カーニバル・ロウ シーズン1(2019年製作のドラマ)
4.4
あれっ・・・夢中になって観てしまった。
まだ電気が発明される前くらいの人間の世界に、妖精などの異種族がいる、という設定のファンタジー。妖精たちの移民をめぐる差別の描写もエグイし、エロ・グロありなダークなノリで描いた作品。
イケメンな主人公だなーって思ったらオーランド・ブルームさんでしたかw。

2話ぐらいまではちょっと苦手なノリだったんだけど、3話ぐらいから話が繋がり始めて、ストーリーを追いかけるのが楽しくなった。

かなりいろんな話を並行して描く群像劇スタイルなんだけど、もういろんなストーリーの人物が絡み合っていくのが見事で「この人こっちの話にもかかわるの?」というのが巧みで面白いんですよねー。

それにそれぞれのキャラの個性も凄く良く描いていて、更にみんなそれぞれ成長や変化を遂げていく物語であるのも凄く好きな感じ。二人くらい序盤では好きになれなかったキャラが、最終話あたりでは結構好きになっちゃいましたねー。

とある凶悪事件が一本筋としてはあるんだけど、これがこうも色んな人と絡み合うかというくらい見事な展開。

良い脚本でしたねー。

差別のシーンも多数あるし、エロいシーンも多数あるしで大分好き嫌いわかれそうですけど、私は結構面白く観ることができました。
つい

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