みけねこ

ミーユエ 王朝を照らす月のみけねこのレビュー・感想・評価

ミーユエ 王朝を照らす月(2015年製作のドラマ)
5.0
黄歇との日々は幼少期が一番幸せだったなと...軟鞭で桃を落としたり、お菓子を盗んだり。
ユエが墓守時代に勉強できたのも、黄歇(と師匠の屈原)のおかげと思ったら、ユエの基礎を支えてくれた人なのに...黄歇派としては、ただただ悲しい。

最初から面白くて81話と長いけど一気見。
スン・リーは綺麗なだけではもちろんなくて、泣きの演技させたら右に出る者はいないかも。震えた〜
登場するメンズは基本全員イケメンだし、形は違えどユエを大切に想ってるところが最高。大王も義渠君も黄歇も、みんな信念があって良かった。さすがユエと関わった人たちだなと。
そして姉上役のリウ・タオ!豹変してからの演技がうますぎる。嫉妬って本当に怖いし、恐ろしい原動力。

とにかく長いので、全部見終わってまた1話から見たら数話見ると、頭の中がきちんと整理できました。
始皇帝の祖母となるミーユエの激動の人生、最初から最後まで中弛みすることなく、本当に面白かったです。

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(張儀→ミーユエ)
信じる信じないは
最終的な結論だろう?
結論を出す要素が
不十分なのだ

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(ミーユエ→張儀)
"禍や福のよる所
福や禍の伏す所なり"
見方を変えてみて
例えば和氏の壁がなければ
あなたは無為徒食に生きていた
和氏の壁のおかげで
苦境に置かれ楚を去り
口を開けば諸侯も恐れる
秦の宰相となった

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