スタートレック:ピカード
シーズン1 & 2
1987年から8年間続いたドラマ『Star Trek: The Next Generation』の艦長『ピカード』を主人公としたスピンオフドラマだ。
当時も毎話数、楽しみにしながらテレビで観ていたが、このピカードという艦長が登場しているがゆえに、スタートレックシリーズ中でも圧倒的に面白く、学びがあり、気付きがあり、そして、感動がある名ドラマであると私は感じているよ。
そのピカードが、数十年の時を経て、シワだらけの老人になった今、新しいドラマシリーズの主人公として様々な難題に挑む姿は、本当に面白く、そして、今回のシーズン2に至っては、1987年の第1話から登場していたQ(キュー)との友情の物語として完結した。
実に素晴らしく、そして、2002年の劇場版『Star Trek Nemesis』でのデータ少佐との最期の友情の時と同様に、今回のQとの最期の友情で終わる寂しさと、そして、本当に大切な友のために最後の命を燃やし尽くすデータやQの生き様は、お見事というより他に表現しようもない。
実に素晴らしい傑作ドラマだったよ。
製作陣各位
お見事