勝沼悠

ファルコン&ウィンター・ソルジャーの勝沼悠のレビュー・感想・評価

5.0
 キャプテン・アメリカから盾を引き継いだサムだったが、考えたあげく盾を政府に返してしまう。。。

 『ワンダヴィジョン』が今までにない新しいドラマであったのに対し、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』はキャプテン・アメリカ三部作の4作目であることを強く感じる作品になっている。
 終盤のサムのシーンはBLM運動を強く意識したものだと感じた。黒人の問題を描きながらそこにエンドゲーム後の世界を絡めてさらに大きな世界の問題もイメージさせる。
 これだけ社会派でありながらエンターテイメントとしても最高なのがまたすごい。ファルコンの飛行を最大限活かしたアクション。どう展開していくのか、早く続きが見たいと一週間をソワソワさせるストーリー。魅力的なキャラクター達。全てが一級品。

黒人のキャプテン・アメリカが生まれるまでを丁寧に描くことの意味。MCUは新ドラマも快進撃を続けている。
勝沼悠

勝沼悠