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ファルコン&ウィンター・ソルジャーのnのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

初ドラマレビュー。
昨日最終話を迎えたのでこちらから。
これからちょこちょこ残していこうかなと思います。

今までdisney+に入会するのを渋り続けていたけれど、これを機についに入会いたしました。
それほどに二人が、ファルコン&ウィンターソルジャーが観たかったんだ…
(なお、入会してからはワンダヴィジョン、マンダロリアンS1・S2を1週間ほどで観ました。爆)

毎話、映画ばりのクオリティのエピソードが公開されてきました。お金の掛け方がレベチ。

そしてアメリカ現代史を問い直す、人種差別や難民問題などの闇にも踏み込む重厚なストーリーが展開され、内容がイマイチな回もありましたが、総じて正統派な作りでした。

まあなんと言っても、本作のフォーカスとなるのはサムが真の2代目キャプテン・アメリカとなったこと!
ファルコンのキャプテン姿がコミックのコスチュームとそのまんまでした。しかもメイドインワカンダのヴィブラニウム製。
いろんな葛藤を乗り越えてキャップになった過程は映画では収まらなかったでしょう。ドラマだから描けたと思う。

「俺には超人血清も金髪も青い目もない」「俺が持つ力は“より良い世界を造れる”と信じる心だけ」
サムの訴えとイザイアが報われたシーンは泣いたな。
ー国のために戦った黒人超人兵士の記録を歴史に刻み込んだの。迫害され、闇に葬られた人の歴史。
なにこれ、社会派すぎる。

ひとりひとりと向き合っていくサムの姿は“能力ではなく行動で人はヒーローになる”を体現してたな。
そして彼を支えられるのはバッキーしかいないよね!

話が脱線しますが、長髪のウィンターソルジャーはセクシーなのでそれはそれで好きやけど、まじで短髪のバッキーかっこよ、コミュ力高いマンかわよ…
と改めて思いました。

🌬惚れてまうやろ〜〜〜〜〜

しかし闇落ちしたかと思われたジョン・ウォーカーは人の心を取り戻した描写があったが、キャップじゃなくなった彼の明日はどちらになるのでしょうか。
謎の組織に雇われたようだが、それは政府の隠れた組織なのだろうか?coming soon..

ラストで流れている音楽はカーティス・ハーディングの「On And On」という曲。
「世界がどうなっても、愛を持って進み続ける」という内容が歌われている。

サムとバッキーの笑顔が世界を救う。最終話は、より最高のバディを感じられてよかった。
そんな幕引きでした。


と思いきやシャロン・カーター💥
エンドクレジット後に待っていたのはシャロンのその後。
米国防長官はシャロンの罪を放免し、彼女は満を辞してエージェントカーターに…
裏社会を牛耳るパワー・ブローカーがアメリカ政府の中枢に入り込んだことになります。
エージェントカーターの名を汚したやがった…

ある意味では新しいキャラがたくさん生まれたシリーズで、今後が気になります。
どうやらドラマの製作陣は、本作の出来事が複数のマーベル作品に派生していくと明言しているようです。
それがこの続編になるのか、はたまた別のドラマシリーズになるのか映画になるのか。
とにかく本作が今後のMCUを追っていくうえで重要なドラマであることは明確になりました。

MCUよ、永遠に我らを離さねーな…

PS:以前からジモのキャラが地味に嫌いじゃなかったのですが、本作で好きになりました。
ダニエル・ブリュール、好きな役者やし。
やったことはもちろん最低なんやけど、それは本人も自覚してたし。自分の異常さを。それでいてバッキーに殺されて当然というそんな描写がありましたが、それがまたジモらしくて好き。
ちなみに以前からシャロンはあんまり好きじゃなくて、自分の感覚は間違いなかった。爆
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