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青の食堂~愛と輝きのレシピ~のwhochanmisakiのレビュー・感想・評価

4.5
GYAOにて全124話。1月29日視聴開始。
「チャングムの誓い」で大好きだったヨンセン様役のパク・ウネさん目当て。今回は正義感も気も強すぎる主人公みたい。同じく「チャングムの誓い」で愛嬌たっぷりのチャンイ役だったチェ・ジャヘの変わりないチャーミングな姿に会えて喜んでいたのに、序盤で殺されてショック。悪女ホン・セナの母親ユギョン役で水野美紀似のキム・ヒジョンさんも出演、「いとしのクム・サウォル」でカンマヌの元妻チェ・マリ役で大好きになった女優さん。他のキャストも気に入った俳優が多くて、長丁場のマクチャンドラマを楽しめそう。

序盤はオ・ダルニム(パク・ウネ)のキャラがあまりに頑固で頭悪くて不器用で馴染めず。濡れ衣を着せられ流産や懲役刑の試練にさらされて可哀相ではあったけど応援しにくかった。が、19話で模範囚として出所してからは、濡れ衣を晴らして行方不明の母親を見つけるために強く生きる主人公と彼女を陰で支えるジェウク(イ・ジェウ)にどっぷり感情移入、心から応援したくなった。

事件の真相が明らかになる過程を主人公と一緒に早く見届けたくて、お仕事ドラマとしての面白さもあって、次回が気になって仕方ないノンストップ状態。「福寿草」や「白詰草」にハマっていたときと似た感情。キチガイドラマ「福寿草」ほど胸糞悪くないので見やすい。

ダルニムがボクナム会長とは知らぬまま温かく交流するシーンに癒やされる。

ダルニムに次から次へと姑息な手段を講じて罪を着せるホン・セナ(パク・テイン)の悪事が少しずつ露呈するにつれてこの女の相貌に内面の醜さが顕現、醜悪な受け唇と邪悪な眼が憎くてたまらない。汚れた心の腐れ女、巨大なメロンのような胸パッドで笑かすな、悲惨な最期を遂げて地獄に堕ちろ!

75話は神回。思わず大声を上げてしまった、イラン役イ・ボヒさんの渾身の名演技に感涙。まだ中盤のはずなのに怒涛の展開で、食い入るように見ている。これぞエンタメ。84話、85話、さらに神回、鳥肌が立つ、邪悪なパク・テインもといホン・セナのギョロ目と受け唇をペンチで捻り潰して焼いてやりたい。86話、セガンの不実がついにルビにバレてブチ切れ、錯乱。追い出されたセガンはセナをなじる。爆笑。
90話、ダルニムの生母(イ・ボヒさん)と養母(クォン・ジェヒさん)の涙無くしては見れない名場面、溢れる涙に心が洗われた。

大嫌いなユギョンだけど、中の人キム・ヒジョンさんは大好きな水野美紀と同じ表情の演技でますます好きになった。
ジェヒの友人カン・ソネが馬場ふみかみたいに可愛くて肉感的(名器を確信、尻の穴も)で、登場する度に気になってしかたないのに女優名が不明。

パク・ウネの演技に魅了されている。溌溂として愛くるしい表情に惹かれる。若い頃の西田ひかるを見ているみたい。

チョイ役っぽかった人たち(カン・ソネ、ソ・ムンジュ、ク・ヘリ、イ・ダジョン)を忘れた頃にうまく再登場させる趣向は嬉しい。
終盤、同じことの繰り返しでぐだぐだしてきたのが惜しい。韓ドラあるある、というか100話超えて緊迫感を保ちながらさらに盛り上げるのは至難の業。あの「おしん」ですら現代編でグダったし。スコア少しずつ減点中。

最終盤、逃亡中のセナが狂って暴走してくれて盛り返したかも。チャンイもといジェヒの幻影に脅え錯乱するセナに爆笑。「白詰草」での糞屑キチガイ男チャユミンがボンチョルの幻に慄いていたのを思い出す。ジェヒの亡霊よ毎回現れて。

ラスト2話は間延び感あったけど、ダルニムとジェウクを心から祝福できる終わり方だったので良しとしよう。2月13日視聴完了。
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