ロボットマン

エキストラ:スターに近づけ! シーズン1のロボットマンのレビュー・感想・評価

3.6
冴えないエキストラの中年男アンディと少し頭の弱い友達のマギーが撮影の合間に実名で登場する有名俳優たちやエキストラ仲間とゴタゴタを巻き起こすシニカルコメディ。
ついた嘘が大きくなっていって最悪のタイミングでバレたり良かれと思ってしたアドバイスが悪い結果を招いたりする気まずい空気が笑いの中核になっていて、基本的には面白いのだけど共感性羞恥が強めな自分には少し観ていてキツイものがあった。
各話のタイトルにもなっているゲスト俳優たちはあくまでゲストで出ずっぱりの人は少なく、ストーリー自体は彼らとはあまり関係なく、実名で出演はしているけど本人の人格ではなく明らかにおかしいキャラクターで登場する事が多い。
特にケイト・ウィンスレットは突き抜けていて笑えた。パトリック・スチュワートは喋るたびに段々馬鹿に見えてきた。

主役アンディ役のリッキー・ジャーヴェイスと彼のエージェント役のスティーヴン・マーチャントが監督脚本をしているらしく、スティーヴン・マーチャントといえばジョジョラビットのゲシュタポの男やビッグバン・セオリーのエイミーのデート相手でかなり印象的な役者だと思っていたけど、むしろ制作側の人なのかな?