こぼちゃん

項羽と劉邦 King's Warのこぼちゃんのレビュー・感想・評価

項羽と劉邦 King's War(2012年製作のドラマ)
4.3
監督:ガオ・シーシー、脚本:ワン・ハイリン、イエン・ガン。異なるリーダーの項羽と劉邦を描いた物語。三国志、項羽と劉邦では、同じ出演者が多数。総制作費35億円。全80話。

始皇帝の時代、そして始皇帝の崩御とその後の政変、二世皇帝と趙高による暴政から中華全土で反乱が起き、その中から項羽と劉邦という2人の英雄が誕生する。やがて2人は強大な秦を滅ぼすが、次の王の座をめぐって激しく争う。その戦いに最終的に勝利した劉邦は皇帝となり、漢王朝を開くところまでが描かれている。

<漢>
劉邦(チェン・ダオミン)
元の名は季。反秦軍を率いて秦を倒す。後に項羽と戦い、勝利して前漢の初代皇帝となった。後先考えずに行動して張良や蕭何に諌められることも多いが、仲間や部下の失態にも自ら責任を負い、敵に対しても思いやりをもって接するが故に人望が厚く、機転に富んだ人物。

韓信
元は項羽軍の兵士であったが、項羽が秦軍の捕虜を虐殺したことに反発して軍籍から離れる。蕭何に軍才を認められて漢の大将軍となる。その後、
劉邦と対決することに。

<楚>
項羽(ピーター・ホー)
秦を倒し、西楚の覇王を称する。屈指の豪傑で、楚の天下統一に燃える一本気な性格ながら、敵や自分の意に沿わないものには苛烈きわまりない態度を取るため、范増をはじめとする部下の離脱や世間からの悪評を招く。虞姫を愛する。

劉邦は、チンピラ出身の人物だけど、失敗があっても自分が責任を取り、敵に対しても思いやりを持つため、人が集まる。一方、項羽は、武術に長け愛する人に一途ながら、部下を大切に出来なかった。

四面楚歌、呉越同舟、背水の陣、抜山蓋世、塞翁が馬など、どこかで聞いた言葉が、沢山、でてきます。
こぼちゃん

こぼちゃん