ユヒ

如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~のユヒのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

瓔珞と同じ乾隆帝の時代の作品ということで序盤は瓔珞と比較しながら(設定や妃嬪など)観ていたけれども、わりかしすぐに別作品として捉えることができた。

如懿伝は“愛”がテーマ、というのを以前見かけたことがあったのだけど本当にその通り。如懿はただ弘暦の愛を求めていただけであったのにこの物語の舞台は後宮、それが1番難しい場所なんだよね。

序盤は芯があってとても優しい如懿が悪意ある者たちから目の敵にされて罠に嵌められてしまうのが辛い。身近である阿箬に騙されるのが本当に悲しかった。ていうか終始苦しいシーンが多かったな…。ラスト10話が重苦しいて聞いてたけど凌雲徹が本当に悲惨。

寵愛を得て、栄華を極めた妃たちはほぼみんな幸せにはなれていないことが印象的だった。弱くてもダメ、上を目指しすぎてもダメ、優しすぎてもダメ。それを考えると海蘭の立ち回りが1番賢いのかもしれない。(海蘭が強くなってくれてほんと嬉しい)

今作品は12皇子が李玉と凌雲徹と手を繋いで翊坤宮まで一緒に帰るシーンがほんとに可愛かった😭李玉が推し。
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