ぷらこ

北の国からのぷらこのレビュー・感想・評価

北の国から(1981年製作のドラマ)
4.5
北海道出身です、というと「ルールルルルってキツネ呼ぶんでしょ?」と言われることが多いので視聴。実際に見てみないとわからなかったこと、沢山ありました。
北国の景色の映像、それだけでも見ていられる作品だったな。画面いっぱいに表示されるシンプルな明朝体のタイトルロゴもイカす。それと生活の知恵みたいなのもたまにあったり。

自分自身が実際に北海道を出てきて関東に家を建てたので、
「お前ら、負けて逃げるんじゃ。
わしらを裏切って、負けて逃げるんだぞ。」
というセリフにズキンときた。
北海道の厳しい暮らしから逃げ出したことに違いはない。北海道のなかでも雪深い田舎出身なので本当に大変だった。麓郷の暮らしほどではないけど。吹雪の日は耳が千切れるかと思うし、雪の吹き溜まりで家から出られない、入れないこともあった。
吹雪の日の運転、本当に恐怖なんだよなぁ。視界がホワイトアウトして全く見えない。
関東にはライブツアーもイベントもたくさんあるし、住みやすいしAmazon頼んだらその日に届くしもうここから出られないっすよぉ……

そして北国で暮らした少年の頃の記憶を呼び起こされた。冬のケンカはもちろん雪や氷をフル活用するし、フキを剣に見立ててのバトルもよくやった。汁が飛び散っていや〜な気持ちになるんだよなぁ笑

ところでUFOはなに?なんだったん???

キツネに餌付けはしちゃダメです🙅‍♀️


見るまでわからなかったこと
・さだまさしさんの主題歌、アーアーの次の歌詞はルールーじゃなくてンーンー
・全編通して冬というわけではない。第一話は秋から始まる。なんなら全体としては冬以外の季節が多い気がする。
・キツネを呼ぶのは田中邦衛さん演じる五郎ではなくほとんどが娘の蛍。みんな田中邦衛さんのマネしてるんだと思ってた。それと「ルールルルル」って言ってる人多いけど作中で多く使われているのは「ルルルルルル」。
・吉岡秀隆くん(さん)演じる純が結構なクソガキ。笑 今のイメージと全然違ってビビった
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