たま

北の国から '83冬のたまのネタバレレビュー・内容・結末

北の国から '83冬(1983年製作のドラマ)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

冒頭にちょっとだけ見切れる、新宿のタイガーマスクを被ったおじさんについて、ぼくはちょっとした事を思い出していて、タイガーマスクのドキュメンタリー映画をみていた事を思い出したんだけどその時は特にその事は書いてなかったみたいなので、書いてみます。その人はこの時代から数えきれないくらいのぬいぐるみを載せた自転車で田中邦衛の前を気づかずに通り過ぎていきました。ぼくの働いていた同じく無数にある新宿ルノアールのある地域は、彼が長年ライフワークにしている新聞配達の担当地区で、当然、新聞を取って置いてあるルノアールにも集金があるわけで、長い時間をかけて認めさせてきたンだと思われる、さっき言ったみたいなあの格好のまま、ぼくのいる店舗にも新聞の集金に来ていて、だいたい午前中に来るので、大学生だし基本夜に入っていたからほとんど会わなかったンだけど、一回だけ集金でやってきてお金渡したことはあって、特に会話はなかったンだけど、だからそんな重要な話では無いンだけど、そんな懐かしさが思い出されたわけで。あと、思い出された事といえば、正吉くんにちんちんに毛が生え出した話で、なんだか、意識した事はなかったんだけど、ちんちんに毛が生えているかを尺度にして何かを語ろうとする大人が、僕は、小さい頃から嫌いじゃなかったということで、あんまり深い意味じゃないんだけど、そのことについては、大人になるにつれ時代も変わって、古い会話手段として言われていることに反抗する気持ちも別になかったわけで、ぼくは別に嫌いじゃなかったっていう、ちっちゃい時にそういう事を思っていたって事が思い出されたわけで。

ここまでは割と連想なだけでこっから内容について話て行こうと思ったンだけど、やはり、「拝啓、恵子ちゃん」って言葉を、息継ぎみたいに使ったほうがいいかなと思ったけど、同じく長い時間を重ねることが素晴らしさなのは言うまでもないとして、笠智衆の年代記を小津安二郎監督のデジタルリマスターを観た✌️翌日に観たわけで、これはぼくだけの個人的な出来事だったからいいンだけど、やっぱり晩年に笠智衆が仏様になっちゃって、悲しくて、それだけなんだけど、風吹ジュンの気持ちもとてもわかってきていて、なんにも言えなくて、本当に御前様になってしまっていて。
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