餃子

北の国から '92巣立ちの餃子のレビュー・感想・評価

北の国から '92巣立ち(1992年製作のドラマ)
4.8
親元離れた蛍の恋とか実家への気持ちとか、すごいわかりすぎてつらかった。

富良野で汽車の乗り換えなのに、お父さんのいる実家には寄らずに恋人のいる帯広に直行直帰して、罪の意識に苛まれる、、

「小さい頃は親の愛をあんなにも独占したがっていたのに、大人になるとその愛を平気でよそへ向けてしまう」っていう蛍の気持ちがもう刺さりまくってしまったわけで。

親を寂しがらせないようにとか親孝行しなきゃって気持ちと、自分の人生のための選択、どちらを優先するべきか、、片親なら尚更考えることなわけで。純が「父さんのことは俺に任せろ」って言った嵐の後の元日の日のシーンはほんと泣けた。


最後、五郎が子供達のために作った石の露天風呂で滑落して動けなるシーンで、「生きる」ことをまざまざと見せつけられた。
嵐の翌朝のシーンで、おじちゃんが、「犬のおかげとか、助かったのは奇跡だとか言うけど、それは違う。あれは親父が生きたんだ。お前らだったら諦めて死んでる。」って言ったところで涙腺崩壊でした。

純、北海道ではしっかりやるんだぞ!!!
餃子

餃子