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北の国から '95秘密のsattonのレビュー・感想・評価

北の国から '95秘密(1995年製作のドラマ)
3.8
近しい人が過ちを犯したときに、「その人のためを思ってあえて厳しいことを言います」みたいな態度をとる人がいる。そのような態度は分別ある大人の態度として一定の評価を得ている気がするのだけど、個人的には何だか卑怯な気がしてしまうのである。それは、過ちを犯した人を擁護しているという非難をかわしつつ、その人との関係も繋いでおこうという功利的な態度に見えるから。

そのような意味で、五郎が蛍にかけた言葉は本当に感動的でした。世界の果てみたいな寂しい根室の地で、雪が全部溶けてしまうような暖かさでした。
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