ピロシキNo10

チェルノブイリのピロシキNo10のレビュー・感想・評価

チェルノブイリ(2019年製作のドラマ)
4.5
ドラマとしての完成度は、とてつもなく高い。  

そして、安全啓蒙作としても、優秀。

事故当時から、現在まで、この大惨事はソビエトだから起きたし、ソビエトだから手を打てた、という印象しかないのだが、なぜ、かの国があそこまで真正面から対応したのかが、自分的には最大の謎だった。

本作を観て初めて納得。

自分達の事として、真面目に対応した、その一言に尽きる。

計らずも、対策チームと政治の、意思疎通が出来たからのようだ。

まるで奇跡のようだが、尽力した2人の、病死、自殺で幕を閉じる。

合掌の名作。