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チェルノブイリのwhitelilyのレビュー・感想・評価

チェルノブイリ(2019年製作のドラマ)
5.0
真実の代償と、嘘の代償。

1968年人類史上類をみない事故を招いたチェルノブイリ原子力発電所。爆発が起きたその瞬間から時系列に沿って当時の状況が映し出されていく。原発事故そのものの危険性がまだそれほど認知されていない時代。現代では考えられないような、恐ろしい状況や場面に恐怖におののく。
爆発が起こった原因や政府の対応など内容がすごく緻密。被害を食い止めようと尽力した人々や被爆した人々がどのような最期を迎えたかなど、事故によって汚染された土地での出来事がよく描かれていてとても秀逸な作品だった。知らなかったことも多くて勉強にもなったな。すごく良作!!

事故後汚染により最低100年は住めないと言われたプリピャチ。まだ40年も経ってないのか…。
原発事故恐ろしい。
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