いよら

ファンタスティック~君がくれた奇跡~のいよらのレビュー・感想・評価

3.7
キングダムとナビレラで久々にキム・テフンを見たら、何となくキム・テフンの作品をレビューしたくなりまして。。
といっても、このドラマの主役はチュ・サンウクです。視聴当時は、チュ・サンウク目当てに見てたんですけど、キム・テフンがすごく良かったんですよね。

韓流トップスターだけど、演技が大根のリュ・ヘソンと売れっ子脚本家イ・ソヘの話です。
ヘソンを演じるのがチュ・サンウク。はじめはプライドが高いこともあってちょっとイラッとしたりするキャラです。でも憎めないんですけど。演技下手の役なのですが、その演技下手の演技がツボです!爆笑ものでした。
ソヘは癌で余命宣告もされていて、それゆえの苦悩や、過去にあったヘソンとのすれ違いから、なかなか素直になれないようなキャラでした。
この2人が再会し、すれ違いながらも惹かれあい、そして病気のことを知り支えていくという恋愛ストーリーです。

そんな中でもキム・テフンが演じるのが、ソヘの主治医かつ、自分も末期癌で余命宣告を受けているホン・ジュンギという人物。ソヘのことも少なからず想っているのですけど、ソヘのことを元気づけるために明るく接してくれる人なんです。主治医であり、友人であり、さらに病気を抱える患者であり、といろんな要素を持ったキャラクターでした。彼が出ると明るくなるし、末期の病気なのにそんなことを感じさせない人物に心が温かくなります。ソヘにとってはもちろん、ヘソンにとっても大きな意味のある人でした。最期まで本当にカッコいいというか、この人のように生きれたら素敵だなと思う人ですね。


このドラマ、上記の部分はいいドラマなんですけど、なぜかソヘの友人の家庭の嫁姑問題とかドロドロの部分もあって、そこはちょっとマイナス。
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