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Wの悲劇のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

Wの悲劇(2019年製作のドラマ)
4.0
和辻家別荘で開かれたパーティーで、和辻摩子(土屋太鳳)が大伯父の与兵衛(大和田伸也)を刺し殺すという事件が起きた。摩子の母・淑枝(中山美穂)は娘の正当防衛だと訴え、集まった一族に事件の隠ぺいを頼み込む。そこで与兵衛の弟・繁(鶴見辰吾)や与兵衛の主治医間崎(吉田栄作)らが中心となって、強盗殺人に見せかけた隠ぺい工作を始める。パーティーの招待客だった摩子の先輩・春生(美村里江)もその片棒を担ぐことになる。
夏樹静子のサスペンス小説をドラマ化。
製薬会社を経営する名家和辻家の怨讐が、殺人事件の中で浮き彫りになる愛憎劇がメインの2時間ドラマ的なサスペンスドラマを濃縮した濃いドロドロと土屋太鳳ら演技派俳優のアンサンブルを、楽しめた2時間ドラマのファンなら楽しめる、時代設定をバブル崩壊前にしたのが効果的なサスペンスドラマ。
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