fun

石の繭 殺人分析班のfunのネタバレレビュー・内容・結末

石の繭 殺人分析班(2015年製作のドラマ)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

日本の犯罪捜査ものとしては頑張ってる方と思います。
なぜ前に見た時に途中離脱してしまったのか1話、2話あたりで思い出しました。
綺麗であり可愛くもある木村さんが新人刑事という設定のためか、かなりキャーキャーでわーわーなうえにドジっ子であり、しかも推理も捜査も半端で犯人に問いかけてばかりというのがどうにもイライラしてしまい今回も危うく離脱するところでしたが続きのシリーズをどうしてもみたかったので我慢しました。
最終話まで頑張ってはいるもののポンコツぶりは変わらず、成長物語なのだからと言い聞かせてラストまでみました。
いかんせんスピンオフなどの情報で犯人を知っていることや内容知らなくても先読みができてしまうのが犯罪ドラマ好きにはもう一捻り欲しかったところ。
トレミーが古川くんというのはビジュアル的にもとても良く期待したけれど、正直もっと頭脳犯らしく古川くんの雰囲気だけでもう何段階も格上げできそうな猟奇殺人犯が、団子をむさぼり、ミルクこぼして、人質をほったらかしにして浴槽のコンクリをねちゃねちゃするあたりから、なぜだーって!なぜこんな演出にしてしまったんだー!て地団駄踏んでしまいました。

木村さん演じる如月の相棒鷹野の青木さんはちょっとだけ最近よりみ綺麗で相変わらずワイルドで良かったけど、平幹二朗さんの息子さん平岳大さんが幹二朗さんにそっくりでとてもかっこよかったです。
古川くんももっとクールで冷酷な犯人にしてほしかったです。

最後にどうしてもダメだったポイント
自殺したとされていた父親の声。
妙に高くて、「オレは〜ダメだ〜って」言ってる声がひどく好きになれない声でした。
なんか違う。

一作目でキャストのバックグラウンドも丁寧に描かれて、捜査班の結束も固まってきたようなので次のシーズンに期待が高まります。

あっ、関係ないんですがラストの病室での如月のお母さんの術衣姿がちょっと色っぽかったです。髪をまとめる仕草とか。
如月は爆破ってもかすり傷だし、無駄にお姫様抱っこされてたり、ラストもびっくりするくらいどこも異常がありませんでした。
ある意味刑事に向いているかも?
fun

fun