私利私欲泥まみれの腹黒い人たちが暗躍する中、挑み続けるぶれない人たちを描くことで見ているこちらもアツくなる。1同様、シーズン2もおもしろい。
主人公チャン・テジャン役のイ・ジョンジェがすてき。シリアスな時と笑った時の表情の落差がいい。あとサブストーリーだけど若手の秘書ときれいなお姉さん補佐官のほのかな恋も好き。チャン・テジャンに協力する刑事、警察高官、原理原則を貫く検事正。脇を固める人たちの魅力も満載。それにしても悪役の人たちの憎らしさ、あれもピカイチ演技ならでは。役者がそろってるなあと改めて。
シーズン1より1点減らしたのは、ジョンヨル(チョ・ボクレ ヤン)が謎めいた男として登場した割にはその後、特に何もなく脇の存在として居続けたこと。何か起こるんじゃないかと期待させておいてここは残念。チョ・ボクレ ヤンがけっこう好みだっただけに活躍、暗躍してほしかった。