このレビューはネタバレを含みます
完走。
サイエンス/フィクションから北欧神話への帰結。
壮大な世界観の割に中途半端だけど、ロキというヴィランの物語としては堕ちた神から時間を司るユグドラシルとなる綺麗な終幕。
全体を通してプロダクションデザインが好み。
トム・ヒドルストンとオーウェン・ウィルソンの相性がとても良く、最終話の握手が尊くて泣いた。
正直ロキとメビウスがジェットスキーに乗る未来も見たかったけど。
オーディンが認めず自分でも知らなかったものをメビウスが見出してくれたことでロキは変わり、独りは嫌だと友達や居場所を求めて幾度も時を駆けた末の彼の選択は悲しくも納得出来る。
守った全てを見届けていますように。
ウロボロス役キー・ホイ・クァンの独特な存在感が素晴らしかった。
ラファエル・カザルの活躍も嬉しい。
ソフィア・ディ・マルティーノ(実生活のパートナーはウィル・シャープ!)魅力的ながら、ウンミ・モサクやググ・バサ=ローにももっと見せ場欲しかったな。
ミス・ミニッツ怖かわいい。