このレビューはネタバレを含みます
最初に断っておく。
私はこのドラマの内容の9割は理解していない。
しかもこのドラマ、ドラマであるように感じない。
どういうことかというと目的（物語の最終着地点）が1つであり、明確で、観てる人が混乱しないようになってるのだ。
"在り続けるもの"が死んだことよって時間軸が分岐し、制御不能になってしまったことを受け、TVAも崩壊の危機に…
それを阻止するために時間織り機を使うが、なかなかうまく行かない。時間移動も上手く利用し、なんとか時間軸の枝分かれを落ち着かせること。
目的はたったのこれだけ。
ゴールが最初からはっきりしているからこそ、観てる側は飽きずに最後まで観続けられる。
更にはキャラクターの魅力を存分に活かしており、ロキという葛藤の塊のような存在を上手に描けていた。
こういうのでいいんだよMCU。
これこそ求めてたドラマだよ。
さて、TVA、そして時間軸の総管理者として、新たな"在り続けるもの"として今後ロキがどうなっていくのか楽しみだ。
For all time. Always.
