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ロキ シーズン2のsanyaaanのレビュー・感想・評価

ロキ シーズン2(2023年製作のドラマ)
3.7
【宇宙とタイムスリップで壮大な話のロキ】9

《感想》
シーズン2
❶ウロボロス
シーズン1を忘れているので難しく、もう一度シーズン1を見直してから再挑戦。
マルチバースの世界だけでなく、マルチバースの中の過去と未来を行き来していて難しい。

ウロボロスとは
TVAの設備管理部にいるO.B.ことウロボロスと言う人の名前。
そのウロボロスは、自分の尾を飲み込んで輪になったヘビの図案の名称で、始まりも終わりもない永続性や、無限性を象徴するもの。古代エジプト文明から古代ギリシャに伝わった図案にはウロボロスという名前がついたが、同じような図案は、別の名称で世界各地にあり、ロキやソーが登場する北欧神話にも、尾をくわえて眠るヘビ、ヨルムンガンドがいる。北欧神話では、このヘビはロキが巨人との間にもうけた子供3体のうちのひとり

❷ ブレイキング・ブラッド
シーズン1を見直してからシーズン2を見る事にしたので、しばらく時間が空いた。

さて第2話
相変わらず難しい。
シーズン1を見るとマルチバースっぽいが、
シーズン2は、時間軸なのでどうもマルチバースではなさそう。
過去と未来を行き来するロキ、未来のTVAはどうなるのか?
ロキは複雑で難しいが、だからこそ面白い。

❸ 1893
やっとストーリーが繋がってきた。
シリーズ2も中盤に入り、徐々に確信に迫ってくるか。
今回はTVAの出来る歴史を探る。
何が事実で何が嘘で、どの道が正しくて、間違っているのかが分からない。
面白い。

❹ TVAの心臓
謎は深まるばかり。。。
鍵は「ウロボロス」と「メビウス」の名前から
時間は繰り返すという事に繋がるのだろうが、
結末が読めない。
〝在り続ける者〟の存在が気になる終わり方。

❺ サイエンス/フィクション
残り1話で佳境に入る。
前回でTVAは終わったという設定から始まる。
みんなが居ない....どこに行ったの...?
第1話から過去と未来を勝手に移動するロキ。
それが鍵を握る今回。
結末が想像できない面白さがある。

❻ 大いなる目的
「大いなる目的」、正にその通り。
寂しがり屋のロキが向かった先はどこでしょう!
ネタバレにならぬ様にここまでです。
ひとつ言えば、皆んながハッピーな事。
そしてこの話は今後の何処かに繋がるのかな?
今回で完結しているが、繋げる事もできそうです。

総評
壮大ですね。
マルチバースでは無く、タイムスリップと宇宙という感じ。
複雑だが、だからこそ面白い。
イタズラ好きのロキは、意外と人情もろく、寂しがり屋。
そんなロキが好きになりました。

《物語》
シーズン2
①ウロボロス
②ブレイキング・ブラッド
③1893
④TVAの心臓
⑤サイエンス/フィクション
⑥ 大いなる目的

《こんな話》
・マルチバース
・タイムスリップ

《関連する映画》
・ロキシリーズ
・アベンジャーズシリーズ
・エブリシングエブリウェアオールアットワンス(マルチバースとキーホイクァン)
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