フェイズ4が始まってから行く先がいまだ見えないまま付き合っているMCUだけど、実は『ロキ』こそが背骨のような立ち位置だった、ということが明確になったのがこのシーズン2。
とにかくビジュアルがいい!
トム・ビドルストンの足が長い!なんてレベルのところから、キューブリックとウェス・アンダーソンが合体したようなレトロフューチャーな美術も、それを撮影する映像も素晴らしい!
そして複雑だけどパズルのピースが一つ一つハマっていくような脚本の完成度の高いこと!シーズン2からはタイムトラベル要素も入ってきて縦横無尽にストーリーが走っていく(集中して見なきゃ置いてかれるよ)
そしてロキの旅路の果てにどこへ辿り着いたのか。その結末には痺れた。
『インフィニティ・ウォー』でのぞんざいな扱いに不満だった身としてもここまでやってくれたら納得です。