このレビューはネタバレを含みます
MCUの意欲作と言うべきか?
エピソード毎に異なるジャンルのドラマがあり、全9話を上手く使っていたと思う。前半はワンダとヴィジョンによるシットコム。中盤から後半にこのシットコムのネタばらしも入れ、最終話はほぼアクション~感動的なフィナーレ。
小ネタもふんだんに散りばめられ、Youtubeの考察動画や他のメディアによる噂話も考察し過ぎで結局何でも無かったネタもあり、毎週話題をさらっていた。初回、最終回にアクセス集中し過ぎて視聴出来ず、イライラした人も多かったのでは?
エリザベス・オルセンのお姉さん達が出演していた「フルハウス」のオマージュも散々見ていた自分には嬉しく、クイックシルバーが、X-MENの方が出てきた時には「そっちかいっ!」声を出してしまったりと、配信サービスの利点を上手く使ったドラマの代表作と言える。
アントマン&ワスプのジミー・ウー捜査官がスコット・ラングから習った手品を披露したり、マイティ・ソーのジェーン・フォスターよりもお気に入りだったダーシー・ルイスが出てきたのも嬉しかった。
シットコムのCMのネタばらしも無かったが、あれは見た人の想像におまかせなのだろう。
沢山の伏線が回収されずに終わったが、不満にならず、逆にドクター・ストレンジ②やキャプテン・マーベル②に繋がって行くんだなと期待感が増した。
ワンダヴィジョンと言うタイトルには、「ワンダとヴィジョン」と言う意味と「ワンダが作り上げたヴィジョン」と言う2つの意味があるのかな?
二週間後にはファルコン&ウィンターソルジャーが始まり、6月にはロキ、5月にはいよいよブラック・ウィドウと今年はMCUイヤーになるだろう。
DCも頑張って欲しい。