作品集

ワンダヴィジョンの作品集のレビュー・感想・評価

ワンダヴィジョン(2021年製作のドラマ)
4.8
愛は人を歪ませ、人を成長させる

突如映し出されるワンダとヴィジョンの世界
白黒でコメディ風
さらに
ヴィジョンはエンドゲームを経て
死んでしまったはず…
彼はどうして生きているのか。
なぜ白黒コメディ風なのか。
全ての謎には訳があった。。。

ワンダとヴィジョンの関係に
惚れ惚れしていた人たちは迷わず観てほしい。
最初の方の展開で
彼らの幸せそうな顔が目に焼き付きます。

ただこのドラマは彼らがただ幸せなだけでは終わらない。

その幸せは本物なのか。
この命題がずっと付き纏ってくるこのドラマ
正直途中から観てるのが辛くなる。

ワンダが失ってきた家族、兄、最愛の人。

彼女は幸せでいたいだけなのに、
周りはそうはさせてくれなかった。

こんなに報われない人生があるのか。
幸せにしてやってもいいじゃないかと。
製作陣に訴えたくなる。

ヴィジョンはワンダにとっては家族、
他人から見たら30億円のヴィブラニウム
この言葉がどれだけ辛いか。。。

だからこそ彼女は
自分自身で夢の国を作り、
幸せを掴み取ろうとした。

そうしたことで、得たものも
失ったものもある。

それは是非このドラマの中で
確かめてほしい。
マーベル史上最も愛の深い作品
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