これは二人のホークアイの物語です。
そして素晴らしいクリスマスドラマです。
2012年のアベンジャーズのニューヨーク決戦の日からこの物語は始まります。
ご存知、アベンジャーズvsチタウリの戦闘です。
この始まりがなんとも魅力的で脚本のうまさが光ます。
幼いケイト・ビショップはこの戦闘でクリント・バートンに助けられすっかり魅せられてしまいます。
父を失ったケイトが母親につぶやきます。
「弓と矢がほしい…」
ケイトの人生の目標が決まるすばらしいオープニングだと思います。
一方クリント・バートンは『エンドゲーム』でナターシャを失ったことで後悔と悲しみのまるで敗残兵のような空虚な人生を送っています。
そんな時、クリスマス前のニューヨークで二人の人生が交差しケイトを助けるためクリントはホークアイとなり敵と戦う決意をします…というストーリー。
旧アベンジャーズのメンバー、クリント・バートンの恐らくは引退作品になるであろう本ドラマ、個人的にもたいへん思い入れのあるホークアイ、引退後しあわせな人生であることを祈ります。
ちなみにMarvelコミック近作で、クリントはケイトと組んで『ウェストコースト・アベンジャーズ』を作り元気に活躍していますのでご安心を…。
今回の視聴で気づいたんですが…このドラマと『スパイダーマン/ノーウェイ・ホーム』は同時進行していたんですね。
クリスマスの時期にクリントは救われ、ピーターは絶望の中…つーことですね。